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呼吸器内科

診療科のご案内

呼吸器内科の病気には肺炎、肺結核などの感染症、肺癌などの腫瘍性疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎など呼吸不全を来す疾患、気管支喘息などのアレルギー疾患などがあります。咳・痰や息切れなどの自覚症状がありましたら、呼吸器内科へ受診してください。
 

当院呼吸器内科の特色


呼吸器感染症センターについて
当院は、国立療養所時代より愛知県の結核最終拠点病院であり国の政策医療として結核診療を担ってまいりました。また、2016年より呼吸器感染症センター(結核症部門、非結核性抗酸菌症・細菌部門、ウイルス・真菌感染症部門、呼吸器感染症外科部門)を立ち上げ、難治性の呼吸器感染症に対して高度に専門的な診断・治療をさまざまな施設と連携して行っています。
当院では呼吸器内科・呼吸器外科合同のカンファレンスを毎週行い、呼吸器感染症に対する外科治療も含めて最良の治療法の検討を行っています。セカンドオピニオン外来も積極的に受け付けております。
 

呼吸リハビリテーションについて


リハビリというと脳卒中や骨折後のイメージが強いかもしれませんが、近年は呼吸リハビリテーションの必要性、重要性が広く認識されるようになりました。慢性呼吸不全の患者さんは、息苦しさのため体を動かさなくなることにより、筋力低下だけでなく身体全体の機能低下をひきおこし、さらに呼吸困難が悪化する悪循環をおこすことが知られています。呼吸リハビリテーションはこの悪循環を断ち切り、息苦しさを軽減し、運動能力を改善し、QOL(Quality of Life)を改善する治療法です。
慢性呼吸器疾患だけでなく、肺炎などの急性疾患も早期離床のためリハビリを併用しながら治療しています。高齢者はとくに低栄養や嚥下障害、退院後の生活の不安などさまざまな問題をかかえているため、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカーなどによる多職種連携のチーム医療を実践しています。近隣の急性期病院と連携し、超急性期医療の後の患者さんのリハビリテーション目的転院も受け入れています。

 

 

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