転倒予防は私たち医療者のみが対策を講じるだけでは不十分で、患者さん・ご家族にも対策に参加していただくことがkeyとなります。
そんなわけでH23年より、年の初めに医療スタッフおよび患者さんご家族から
転倒予防にまつわる川柳を募集し、院内各部署に掲示させていただいております。
川柳を掲示した病棟では、掲示しない病棟に比べ、転倒が減少していました。
チーム1010-4の部屋
- チーム1010-4とは?
- チーム1010-4のこれまで
- 自宅で転ばないために
- 転倒骨折予防手帳
- YouTube
- 転ばない生活講座とDVD
- あなたの転倒危険度は?
- 転倒予防川柳
- 転倒予防川柳メルマガ
- J-FALLS研究
- 「転倒予防」Q&A
- 転倒予防の見学
What’s new?
2024.08.28
2024.08.01
2024.05.17
2024.03.01
2024.01.16
2023.11.27
2023.08.23
2023.08.01
2022.08.01
2022.08.01
2022.01.05
2021.12.14
2021.08.02
2021.08.02
2020.11.09
2020.11.04
2020.09.03
2020.08.19
2020.08.01
2019.12.23
2019.12.04
2019.08.01
2019.04.01
2019.01.17
2018.08.29
2018.08.22
2018.07.24
2018.01.15
2017.08.10
2017.08.01
2017.02.14
2017.01.17
2016.12.28
2016.10.13
2016.09.16
- 2016.08.31「転ばない生活講座」を開催しました
2016.07.27
- 2016.08.31「転ばない生活講座」のお知らせ
2016.04.21
2015.12.11
2015.08.20
2015.02.01
チーム1010-4とは?
東名古屋病院では、脳卒中や神経難病など、転びやすい患者さんの診療を行っています。とても転びやすい患者さんたちに対して、どうすれば転倒を減らすことができるのか、多職種でチームを組み、さまざまな取り組みを行っています。月1回のミーティングでは、さまざまな転倒予防のアイディアが飛び出し、笑いが絶えません。このチームのよいところは、私たち自身が楽しんで取り組めているところだと思っています。
チーム1010-4責任者 (臨床研究部長) 饗場郁子
令和元年度のメンバーです
医師(神経内科、整形外科、歯科)、看護師、PT、OT、薬剤師、管理栄養士、医療安全管理係長から成る多職種チームです。みんなで1010-4とアピールしました!
チーム1010-4のこれまで
こちらのファイルを御覧ください。「自宅で転ばないために」パンフレット
厚生労働省精神・神経疾患委託費(15指-3)「政策医療ネットワークを基盤にした神経疾患の総合的研究」班の転倒・転落研究グループが行ってきました神経疾患における自宅での転倒の研究について、研究成果を患者さん・介護者向けにまとめたものです。疾患別の転倒の特徴・対策や転んでしまったらどうするか?など具体的に記載してありますので、ダウンロードしてぜひご活用ください。
転倒・骨折予防手帳
皆様が転倒予防・骨折予防に積極的に参加していただけるよう、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・薬剤師・管理栄養士・放射線科技師が心を込めて作成いたしました。ぜひご利用ください。
転ばない生活講座とDVD
あなたの転倒危険度は?
一般に、入院される患者さんには、入院時に「転倒・転落アセスメント」を行い、どれくらい転倒しやすいのかをチェックします。患者さん・ご家族にもご自分がどれくらい転びやすいのか知っていただくために、東名古屋病院では「あなたの転倒危険度は?」というチェックシートを作成し、入院時に患者さん・ご家族に記入していただいています。
転倒予防川柳ページ
これはH23年にはQC活動として取り組み、「自作川柳による転倒予防啓発活動の効果」が転倒予防大賞2011実践部門の大賞をいただきました。H24年は転倒予防川柳日めくりカレンダー(在宅患者用・入院患者用・医療スタッフ用)を作成し、H25年はデジタルポスターで約20秒毎に入れ替わる形式にして掲示しています。令和元年までに集まった川柳は1500句以上となりました。
上記川柳の中から、ぜひ皆さんにご活用いただきたい転倒予防川柳を選び、「今日の一句」として毎日掲示させていただきます。
転倒予防川柳2024受賞作品発表
毎年募集しております転倒予防川柳ですが、今年もホームページや facebookページなど
院外からもご応募いただき、全部で136句もの
ご応募をいただきました。その中から厳選の結果、受賞句が決定いたしました!!
募集の際お伝えしましたように、受賞者の方にはささやかなプレゼントを準備しております。
年末までにお届けできるよう現在作成中です。
また、受賞句以外の川柳も含め院内で転倒予防啓発のために使わせていただくとともに、
順次「今日の一句」として配信させていただきます。
メールマガジンとして携帯で受信することも可能ですので、ぜひご利用くださいませ。
転倒予防川柳2024受賞作品掲示
転倒予防川柳2024受賞句を8月、1ヶ月間1階の展示コーナーに掲示します。ぜひご覧くださいませ。
転倒予防川柳2024募集のお知らせ
転倒予防川柳2024 募集
毎年、年の初めに院内で募集しています転倒予防川柳ですが、今年も約2か月間、募集をいたします。皆様、ぜひ転倒予防にまつわる川柳を御応募ください。
院長賞・副院長賞・医療安全管理係長賞・看護部長賞・事務部長賞・薬剤部長賞・放射線科技師長賞・検査科技師長賞・理学療法士長賞・作業療法士長賞・言語聴覚士長賞・臨床研究部長賞・チーム1010-4賞など賞を選ばせて頂き、入賞作品は院内の展示コーナーで展示させていただくとともに、病院ホームページおよび本ページでも発表させていただく予定です。今年も入賞された方にささやかなプレゼントを差し上げる予定です。また入賞作に限らず「今日の一句」にも活用させていただきます。応募期限は院内と同じく3月7日とさせていただきます。尚今回よりお一人様1句までとさせていただきます。
1.川柳
2.川柳にまつわるエピソード
3.ペンネーム
(本名でも結構です。掲示する際使わせていただきます)
4.患者様・ご家族・医療介護関係者・その他( )
上記をご記入の上、本ページに御投稿いただくか、メール(312-j-falls@mail.hosp.go.jp宛て)にてご連絡をお願いいたします。ポスターは院内掲示したものです。あなたの渾身の一句をお待ちしています!!
転倒予防川柳カレンダー2017
転倒予防川柳2016の受賞者の方へ,チームみんなでささやかなプレゼントを用意しました.2017年の転倒予防カレンダーです.その月に合った川柳を選び,絵心のあるメンバーが心を込めて絵を描かせていただきました.受賞者の方には郵送でお届けしましたが,HPにもアップいたしましたので,ダウンロードしてお使いいただけましたら幸いです.ちなみにこのカレンダーは,日本転倒予防学会でいただいた優秀論文賞の副賞を使わせていただき作成しました.来年も皆様にとって転倒なく過ごせる素敵な1年でありますように!
転倒予防川柳カレンダー2017
転倒予防川柳メールマガジンページ
「今日の一句」を、皆様にご活用いただくため、毎日メールで配信することにいたしました。
登録画面はこちらです。
J-FALLS研究ページ
「医療・介護を要する在宅患者の転倒に関する多施設共同前向き研究」
Japanese prospective fall study in elderly patients under home nursing care
この研究は、介護保険を使っている在宅患者の転倒による重篤な有害事象(骨折・入院を要する外傷・死亡)を1年間前向きに検討する観察研究です。国立病院機構44施設から1445名の患者さんにご参加いただきました。転倒の研究は、主に地域高齢者を対象に行われ、さまざまなエビデンスが蓄積されていますが、要介護状態にある方を対象にした前向き研究はわが国でははじめてです。
研究成果の一部を患者さん向けの結果報告として、まとめました。J-FALLS患者さん向け結果報告
また、重篤な外傷に至った代表的な転倒事例集を作成しました。外傷に至った転倒の発生状況や予防対策などまとめましたのでぜひご参照下さい。重篤なケガに至った転倒事例集を改訂し、疾患、年齢、移動能力、認知能力、要介護度、ケガが発生した状況、時間帯、ケガの種類、場所別に事例を探しやすくなるよう目次を作成しました。転んでケガをしないためにVer.2
また、この研究は2013年10月6日に東京大学で開催されました転倒予防医学研究会「第10回研究集会」におきまして、転倒予防大賞2013の学術部門大賞を受賞しました。
現在さらに解析を進めているところです。
根拠に基づく「転倒予防」Q&A
ナースが前向きに取り組める、実用的なアイデアを転倒対策チームが根拠とともに示します!
エキスパートナース2015年9月号(照林社)を御参照下さい。
Q1. なぜ、入院患者は転びやすいの?
Q2. 転倒予防を考えるにあたって、ナースがおさえておきたいことは?
Q3. 入院中の患者の、何に注意して‘予防策’を考えるべき?
Q4. 転ばないために、環境をどのように整備したらいいの?
Q5. 離床センサーやマットは何を基準に使用を決めるの?
Q6. 車椅子からの転倒・転落を防ぐには、どのよう座ってもらうといいの?
Q7. 転びやすい患者に有効な、身体機能を強化する運動ってあるの?
Q8. 転びやすい患者への動作指導・介助の方法は?
Q9. 転んでしまったとき、どのように起き上がらせ、介助するとよい?
Q10. 転ばないための、患者・家族に向けた指導はどのように行えばいいの?
青森病院の皆さんが転倒予防の見学に来て下さいました
2016年10月13日に国立病院機構青森病院の皆さんが転倒予防の見学に来てくださいました。難病病棟、回復期リハビリテーション病棟などで転倒予防の実践を見て頂いたあと、リハビリ訓練室も見学していただきました。皆様のお役に立てたら嬉しい限りです。
その後も、大垣市民病院、喜馬病院、岐阜大学、国立病院機構南岡山医療センターから見学を受け入れました。