保険薬局との連携
これからの業務のひとつとして薬剤科と街の保険薬局との連携業務を紹介させていただきます。超高齢化社会に向けて、在宅医療の質の向上を目指した取り組みが各方面で進められていますが、地域の保険薬局の役割も徐々に変化しています。例えば、入院患者さまが退院して在宅での注射の準備やお薬の管理等で困る時がありますが、こういった場合に最近では患者さまの指名する地域の「かかりつけ薬剤師」が、病院でのカンファランス(話し合い)に参加して、訪問看護師さんや病院のスタッフと一緒に、在宅ではどんな治療やケアが必要なのかを把握・提案したり情報交換するようになってきました。同じ医療チームの一員として、薬剤師が在宅でお薬をより有効・安全に使用できるように活躍するようになってきたのです。患者さまの身近な存在として活躍していただける「かかりつけ薬剤師」はまだ少ない状況ですが、薬剤科では地域の薬剤師さんと連携して在宅でのご相談にもお応えしたいと考えておりますので、困ったことがあれば気軽にお申し出ください。
○薬薬連携を充実させる為の取り組み
○薬剤適正使用のための施設間情報連絡書について
☆連絡書書式ダウンロード
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