尿・便・体液・喀痰などを調べる検査
代謝活動によって産生された排泄物や、体液、喀痰や膿などの分泌物には、貴重な情報が数多く含まれているため、それらの性状や含まれる物質などを調べることでからだの様子や病気などを把握する手がかりとなります。
これらの検体は主に一般検査・細菌検査・病理検査などで調べています。
患者様へのお願い
尿や便・喀痰などが検査物となる場合、患者様ご自身に検体をとっていただかなくてはいけません。
正確な検査ができるよう採取方法に注意していただきますようお願いいたします。
採便にあたっては尿が混ざらないよう採取し専用容器に入れ 乾燥させないようにします。
検査材料 | 採取方法 |
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尿 | 採尿時は清潔にし、排尿のはじめの尿は採取せずに途中の中間尿を採取します。 |
喀痰 | 唾液の混入を避けるためうがいを数回し必ず専用容器に痰を採取します。 |
いずれの検査でも下の専用容器は、外来 又は病棟で検査の前にお渡しします
採尿容器 | 採便容器 | 喀痰容器 |